余興ネタ

結婚式でフラッシュモブをやる地雷ポイントとは?

投稿日:2016年6月21日 更新日:

フラッシュモブとは?

フラッシュモブとは偶然を装って予め呼びかけた人で申し合わせ、町中やなんかで突如として演奏やダンスなんかのパフォーマンスをして解散する行為とされています。

日本でも数年前から、ユーチューブなんかでフラッシュモブでプロポーズを行った映像が話題になって、結婚式や二次会でも行われるようになってきました。フラッシュモブを依頼通りに企画、実行してくれる会社も誕生しています。

ワタクシも、知ってはいましたが、二次会なんかでやっている映像を観ていても、なんか違うなという違和感を覚えていたので今まで紹介していませんでした。今日は、このフラッシュモブをやってもいいかどうかについて考えてみようと思います。


スポンサーリンク


議論の発端はヤフー知恵袋の投稿

昨日の結婚式、フラッシュモブのせいで最悪でした。質問というより愚痴です... - Yahoo!知恵袋

結婚式で新郎が勝手にフラッシュモブを企画、実行して、新婦がそういうのが大嫌いな人で離婚したいというお話。

ワタクシも、たぶんこの新婦さんと同じようなタイプなので、気持ちはよくわかります。なんというか、そのノリが死ぬほど嫌なんですよね。

こういうノリが逆に大好きという方も、もちろんいると思うので理解できない人も多いと思いますが、この死ぬほどキライというのがなぜか?というのが言葉でなかなか説明できないので理解しにくいと思います。

フラッシュモブが地雷を踏むポイント

なぜ、フラッシュモブがこの新婦さんの地雷を踏んでしまったのでしょうか?そのポイントとしてまず

・わざとらしさみたいなモノがキライ

一番説明しにくいポイントですが、茶番感というか、やってやってる感というか、悪ノリ感というか、つまり、作られた感動みたいなのが、死ぬほどキライというポイントです。そのサプライズが本当に偶然に起こったのであれば、なんの問題もないのですが、作られた感動というのに嫌悪感を抱く人はいます。みんなが楽しめればそれでいいじゃん!という感じが地雷なのです。

たぶん、この新婦さんの場合は、ここら辺の地雷を見事に踏まれたのではないかと思います。フラッシュモブをする時点で、この地雷を踏まずに行うことは不可能なのでやった時点で大事故です。

もちろん、その他にも地雷ポイントが隠されています。

・そこに金をかけるのがもったいない

ワタクシの場合は、こっちのポイントの方が強いです。結婚式や二次会なんかは、ワタクシが新郎であれば来てくれたお客さんに喜んでもらいたいと思うタイプなので、たとえ、新婦がワタクシを喜ばせようと思ってフラッシュモブで何かされたとしても、業者なんかにお金を払って企画されたなら嫌ですね。その金をもっと他のことに使えよ!と思います。もちろん、喜ばせたいという気持ちはうれしいのですが。

この場合は、業者に頼まず友達数人が自発的な余興としてフラッシュモブをして、スベったりしたら地雷を踏まずに済みます。

・なんかリア充感がイヤ

結婚式をしている時点で、リア充といえばリア充なのですが、根暗な人は案外多いです。とにかく、何事もなく普通に小さな結婚式をしたいのです。本当に信頼できる数少ない友達におめでとうと言ってもらえるだけで涙が出るほどうれしいというタイプの人です。

そのタイプに、突然知らない人が踊り出しておめでとう~なんて言われたらビックリしてしまいます。なんじゃこれ?となります。

このタイプの地雷を避けるには、知らない人とかを巻き込んで大規模にやらないことですね。ダンスとか歌とかもビックリしてしまいます。

・サプライズ自体がキライ

長野県や富山県の新郎に多いタイプです。とにかく、結婚式は自分がしっかりと計画してすべてを把握しておきたいという真面目な人がいます。その人を喜ばせようと、知らないところで大規模にフラッシュモブをしようものなら、おいおい、聞いてないぞ!ということになります。

この場合は、本人を巻き込んでやれば地雷を踏まずに済みますが、フラッシュモブではなくなります。

・洋モノがキライ

和装で神社で神式の結婚式をあげるタイプの人で、特にアメリカ的な文化を毛嫌いしている人がいます。朝ごはんは米と味噌汁でないとダメみたいなタイプです。このタイプに洋モノであるフラッシュモブを洋楽を流しながら、ヒップホップのダンスで浴びせると卒倒してしまいます。

このタイプには、雅楽で能を踊るような内容であれば地雷を踏むこともないと思われます。できるかどうかは知りませんが。

地雷を避けるためには

以上のポイントを新郎新婦ともに避けられるのであれば、フラッシュモブをしても大丈夫でしょう。特に、新婦さんは一世一代の結婚式を自分の夢描いていた通りに行いたいと思っていますので、細心の注意を払って行う必要があります。

地雷をまったく踏みそうにない、ノリノリの人にするのであれば、もちろん感動を呼ぶこともできますので、地雷がそこに埋まっていないのが確実であればやってみる価値はあります。

ただ、自己満足になっていないかは、やる前によく考えられることをオススメします。

忘れてはいけないポイント

忘れてはいけないのは、招待客の中にも地雷を抱える人がいます。フラッシュモブを行うことで、せっかく来てくれたお客さんが嫌な思いをすることもあると思います。その場合、お客さんは冷ややかに観ているだけなので、特に気づかないのですが。

このポイントについては、結婚式は誰のもの?という問いから始まるのですが、2人きりで行うのであれば結婚式は2人だけのものです。好きなようにやりましょう。

招待客を一人でも呼んでやるのであれば、せっかく来てもらった人に失礼のないようにしましょう。

昔はよく結婚式は親のためにやるもんだ!なんて言われました。最近、まったく聞かなくなりましたが、そんな風に考える人もいるということです。

そして、最初の新婦さんのように、フラッシュモブを強行して失敗して取り返しのつかないことになるリスクを理解した上でやりましょう。

すべての人に満足してもらえることは不可能ですが、せめても積極的に地雷を踏みに行く必要はありません。

どうしてもやりたい場合は二次会で

ワタクシの偏見で否定的な話になってしまいましたが、フラッシュモブが死ぬほどやりたい!というアクティブな方もおられると思います。

その場合は、結婚式でやらずに少し酒の入った二次会でやりましょうよ。

二次会であれば地雷を踏んでも、結婚式のように大爆発にならずに済む可能性は高いです。

ワタクシも二次会幹事として数々の地雷を踏んでしまいましたが、なんとか新郎新婦さんに恨まれることなくやってきました。年賀状もちゃんと届いています。

フラッシュモブというのは、要するにサプライズ企画です。新郎新婦の性格をよくわかっている友達が、本当に喜んでくれる企画を考えてする分には何の問題もありません。

それがスベってしまったところで、怒り出す新郎新婦もいません。後々の笑い話になるでしょう。

そもそも、フラッシュモブはチャリティーや社会問題の啓発目的なんかで始められたことです。日本では、なぜか結婚式で流行しているとテレビなんかでよく観るようになりましたがなぜでしょうか?

そこらへんをよく考えて、楽しい二次会にしてくださいませ。

-余興ネタ

Copyright© 二次会を頼まれたら!結婚式二次会幹事道 , 2024 All Rights Reserved.