2x4材と廃材を使ってアンティーク風な男前机をDIYした件

投稿日:2016年11月20日 更新日:

組み立て、そして伝説へ

最終日です。

トラブル続きで時間がかかってしまいましたが、なんだかさらなる嫌な予感がします。

ただ、トラブルも楽しむ方向でワタクシは作業するのが信条です。


組み立て工程開始

塗装が終わった部品を組んでいきます。

組み付け方は、ネジで締め付けるなりなんなりしても良いかと思います。ワタクシは今回、両方のやり方をやってみようと思います。

というワケでまず、ダボ継ぎしてみます。詳しくは前回の記事で説明していますので参考にしてくださいませ。

まずは、土台となる立て板の2×4材と横板にダボ穴を開けます。

慎重に真ん中を測ってドリルで穴を開けていきます。

ダボ穴に木工用ボンドを流し込んでダボを接着して終わり。

穴を開ける位置をちゃんと測ればまあまあの精度で接着できます。

前後の27ミリ厚の横板さえちゃんと位置を合わせればなんとかなります。

で、ダボ継ぎした反対側はネジで締めてみます。

こっちは上にワインの木箱の板が乗るのでネジ頭が隠れるのですが、ネジ頭の分出っ張りができてしまうので、その分の浅い穴を先に開けることにしました。

穴を開けた状態でネジを打ち込むと出っ張りが出ないので、上から板を乗せても浮き上がりません。

隠し釘を使ってみる

続いて、左右の7ミリ厚ワインの木箱木材を貼り付けます。

木工用ボンドでべっとり貼り付けようと思ったのですが、木が反っていたので厳しい状況になりました。

選択肢としては、ネジで締め付けるくらいしかないのですが、表面にネジ頭が露出してダサくなるのが嫌なので、隠し釘を使うことにしました。

隠し釘を使うと頭を隠すことができるのでネジよりも目立ちません。ただ、ちょっと押さえつける力が足りないですね。

隠し釘を打ったところは小さな穴ができたので、木工用ボンドで埋めておきました。木工パテを使ってもよいと思いますが完全に隠すことはできないですね。

ちなみに正面むいて右側のワインの木箱の板をハメてみたところ、完璧にすっぽりハマってまったく動かなくなったので釘を打たずにそのままで行くことにしました。

これでガラスの天板を置けば完成であります。

さらなる男前さを求めて

一応の完成はみたものの、なんだかワタクシは納得していません。

というワケで天板だけを外して、最後のニス塗りをすることにしました。足りなかったのはツヤでした。

表面だけに残りのニスをありったけ吹き付けて干します。

1日干してみたところ、若干たれてしまった部分もありましたが、まぁまぁ納得のいくツヤが出ていました。

これでヨシとしましょう。

完成

というワケで紆余曲折を経て完成しました。

ツヤもキレイに出て、ちゃんと高さも合っているので申し分のない出来映えです。

色味や風合いに若干の違和感を感じますが、それもまたDIYの良い所だと思います。

カンペキ過ぎないところに返って、味わいが生まれるのです。言い訳に聞こえますが。

やり残したのは脚の部分の真ん中に渡してある補強用の板の位置を奥側にして足を伸ばせるようにしようと思ったのですが、天板を作るだけで力尽きてしまったので、やる気になった時にまたやろうと思います。

ネットのルーターを入れる箱を追加

ついでに足元に転がっていたルーターを入れる箱を端材を継ぎ接ぎして作って、机の裏に設置しました。手を抜きまくっていますが、見えないのでまぁいいでしょう。おかげで足元がスッキリしました。

電源の線とかも100均で売ってるコードをまとめるやつでまとめて机の裏にフックみたいなのを付けてひっかけておきました。

スッキリし過ぎて気持ち悪いくらいです。

まとめ

というワケで男前なアンティーク風デスクを2×4材で作ってみました。

良かった所は、

・廃材利用で材料費がかなり安くついた。

・天板にガラス板を置いたことで、ガタツキのない平らな面が確保できて、机の機能性が確保できた。

・無垢の木の風合いが出てアンティーク調になった。

・ニスをちゃんとしたので、肌触りが良くなった。

失敗した所は、

・色が濃く出過ぎてリカバリーに失敗し、まだらになった。

・机の高さを高くするために立て板を積み重ねたので横から見たデザインがダサくなった。

・ガラスの天板と木部の隙間にゴミが溜まりやすい。

・ツヤにこだわって時間がかかり過ぎた。

・机の角を部屋の柱の出っ張りに合わせているので、気軽に場所が変えられない。

といった感じです。もう少し頑張れた気がしますが当初の目的は達成できたのでヨシとしましょう。

今、気が付きましたが、わざわざ机の角を落とさなくても、隙間にキャスターの付いた棚みたいなものでも作って、机の天板の高さと合わせてしまえば良かったと思いました。

ついでに、パソコンやプリンタをキレイに収納できるスペースなんかを机の下に作れば完璧なのではないかと思います。

やろうと思えば、どんどん可能性が広がっていきますので、皆さまもワタクシの失敗を参考にステキな机を作ってくださいませ。

でわでわ。

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