空気清浄機のフィルターにカビが大繁殖して部屋の空気がカビだらけだった件|管理人の雑記

投稿日:2014年3月11日 更新日:

最近、家族全員、原因不明の咳とノドの痛みに苦しむという過酷な状況の中、部屋の空気をキレイにしていたハズの空気清浄機のフィルターにカビが繁殖していたという恐怖体験をレポートします。

ちなみにワタクシはシャープの回し者ではありません。



最近、なんか部屋にカビが生えてない?から始まる異変

それは静かに始まっていた。なんか部屋の隅々にカビが生えている。コンクリート打ちっぱなしのアパートで部屋に湿気がこもりやすいのが原因だろうと思っていたのだが、なんか変だなと思っていた2014年冬。

カビというのは、カビ菌が飛んできて付着しないと生えないので、去年は起こらなかったということは、明らかに部屋の中にカビ菌が増えていることを事実として示していた。物事は、小さな異変から始まるのである

何気なく空気清浄機を開けたその時!

フタを開けたらまず、集塵フィルターが現れる。

事件は、人の見えない所で起こっている。会議室では起こらないのだ。

いつもは、空気清浄機を開けたところにある集塵フィルターについたホコリを掃除機で吸う程度であったが何気なく集塵フィルターを取り外してみたのだ。

わかりにくいが集塵フィルターを外して、脱臭フィルターが現れた所

脱臭フィルターをよく見るとなんか青白い点々が無数に付着している。カルキの固まったモノかとも思ったが、個体というよりは、粉末的なモノが・・・。そして、臭いを嗅ぐとあの、覚えのある臭いがするのだ。

YES!カビクリニック

ここで自信が確信に変わった。イエス!これはカビ。100歩譲ってカビじゃなかったとしても、体に良いモノではないことが本能的にわかる得体の知れないモノである。家族を守るためにも倒さねば。

今までこの得体の知れないモノを吸い続けていたという事実を想像して吐きそうになりながらも、とにかく退治を開始。

説明書を確認するも、お手入れの必要がないとしか書いていない・・・。仕方ないので家庭の味方YES!ハイターの出番である。いいか悪いかの問題ではないのだ。

ワタクシには本能的にカビルンルンが死んでいくのがわかる。ハイターは万能なのである。たぶん。とりあえず、1時間ほど漬けて様子をうかがう。

1時間経過、見た目には白い点々は見事に消えた気がするが、ワタクシはしつこい男である。

熱湯でダメ押し

熱湯風呂の温度は36度くらいだそうだが、今回は約100度である。イエス!熱湯である。”押すなよ!”、”絶対押すなよ!”とワケのわからないことをつぶやきながら、熱湯をかける。

そんなこんなでとりあえず、消毒が完了。水洗いして乾かす。

私、こんなにキレイ

乾かして出来栄えを確認。青白い点々は見事に消えている。やはりワタクシはデキる男である。ハイター漬け攻撃により、この脱臭フィルターの効果がなくなった気もしなくもないが、そこは気にするところではない。たぶん、ただの墨みたいなもんでしょ?と自分を納得させる。

空気清浄機も新幹線も大切なのは運用

今回の事件で改めて認識したのは運用の大切さである。せっかく空気をキレイにする空気清浄機もカビを収集する集塵フィルターの後ろにある脱臭フィルターにカビが付いていれば、そりゃカビ発生機である。

お肌をうるうるにしてナノイーゆうてる場合じゃない。そもそもイオンの効果もあやしいところであるが今回そこはツッコまない、いや、ツッコんではイケナイ。

問題は、空気清浄機のフィルターは10年くらいお手入れが必要ないという先入観にあると思う。事実、説明書にも脱臭フィルターはお手入れ要らずで10年くらいで交換してね!としか書いていないのである。

ワタクシの場合は、甥っ子が喘息で部屋に空気清浄機を置いていたのだが、アホな兄夫婦がその空気清浄機のフィルターを10年くらいなんの手入れもしておらず、

  1. 甥っ子の喘息がひどい
  2. 空気清浄機の出力アップ!
  3. ホコリが余計に部屋に舞い散る!
  4. 最初に戻る↑

という、ホコリの無限ループに陥り、甥っ子の喘息がどんどん悪化したという記憶がその先入観を疑っていたのだと思う。

まとめ

今回の事件をまとめると、

  1. 我が家の機種はパナソニック製加湿空気清浄機F-VXD50 2007年くらいに購入。
  2. 脱臭フィルターはお手入れ不要で7年を目途に交換しろと取説に書いてある。
  3. 湿気の多い家では、脱臭フィルターをこまめに見ていないとカビのようなモノが付着する。

今回の事象がパナソニックのこの機種のみに発生する事象かどうかはわからないし、この機種を貶める目的もない。ただ事実として、我が家の空気清浄機のフィルターにカビみたいな物質が付着していたのだ。

空気清浄機は前述のように、フィルターの交換が10年くらい不要というのがどの機種でもウリになっており、その先入観から集塵フィルターのホコリを掃除機で吸うというお手入れまで必要がないかのような認識を持っている人も多いと思う。

PM2.5や花粉を気にして、空気清浄機のスイッチを押す前に、フィルターをこまめに掃除しましょう。

  • B!