ライフ八苦

ウエディングパーク様に記事をパクられたので、感謝を込めて「豊かになる権利」を贈った件

投稿日:2014年9月19日 更新日:

この記事は連載記事です。最初から読んでない方は<ウエディングパーク杯①へ>から読んでくだされ。面白いよ。

前回のあらすじ

スルーに遭うも強気で前に出た管理人を襲う飢えと恐怖。

無謀なる戦いの代償

stuck
stuck / alandot

長文メールを送ってから、早1週間。相手のスルー攻撃により、背水の陣を敷いたワタクシの兵糧はすでに底をついた。そして、相手にもしてもらえなかった。

そもそもが無謀な戦いであった。メッシに勝負を挑んで勝てるスアレス好きのオッサンなどいるワケはない。

失意の中、ワタクシはそそくさと戦略的撤退の準備を始めた。しかし、ここまで書いた記事を読んで、とてもモッタイナイ気がしたので、ダメ元でウエディングパークさんにここまでとオチを書いた記事の原稿をPDFファイルにしてメールで送信した。

不幸のメール

Mail
Mail / Bogdan Suditu

ワタクシは心のやさしい男である。原稿を送ったメールには、返信メールは公開しないから連絡してね!と丁寧に書いた。そして、塩だけどそちらにもアクセスが送れるから悪い話じゃないよ!と友好的な文面にしたつもりだった。

しかし、すぐに返って来た返信メールには、そんな記事公開すんなとそっけない返事だった。まぁ予想通りではあったのだが。

ついでに、電話して来いとメールに書いてあったので、素直にウエディングパークさんに電話を発信。コミュ障のワタクシにはキツイ指令である。

もちろん、ワタクシの電話番号も本名もウエディングパークさんに教えた。ワタクシは社会人としての常識はわきまえているのだ。

ウエディングパークの取締役の方と少し話したが、どっちにしろ記事公開されたら困るということだったので、ワタクシは大人しく引き下がることにした。もう、こっちも疲れ切っていた。電話を録音されているのをわかっていながら話すのはとても疲れる。

戦後処理

Day 203/365
Day 203/365 / Яah33l

特に何事もなかったかのようにワタクシは、広告を元に戻した。下を向いてばかりもいられない。負け続きの人生だったからこそ、負けた時の切り替えが早い。

しかし、来月の収入を失ったことには変わりない。フラフラしながら逃げる途中でずっこけたワタクシの頭には、あるアイデアがひらめいた。

災い転じて福となす

R0013035
R0013035 / sakura_chihaya+

今回、ワタクシのサイトが引用されて書き直し(リライト)されてしまったワケで、要するに、書き直すことが商売になるということだわ。

人様のサイトを勝手に引用して書き直して自分のモノにしたら、ワタクシのように書き直された方から壮絶な戦いを挑まれる危険はあるが、書いた人の許可を得てうまく書き直させてもらえば良いのだ。

前からサイトのアクセスアップの相談を受けていたお客さんにアポを取ったワタクシは、お客さんのアクセスが集まらないブログを書き直させてほしいと提案した。

あなたのブログ書き直します!

Correspondent - Marine Corps Museum
Correspondent - Marine Corps Museum / m01229

お客さんから「ほいじゃ、管理人クン、とりあえずイメージ作って来てちょ」とありがたい言葉をいただいたワタクシは、シャニムニ働いた。つい先日、能力を解放したばかりだ。

一般的に企業ブログでは、ライティングの経験のない社員が社長や上司の思いつき指令でブログを書くため、悲惨な結果になることが多い。

ワタクシの様に個人的な楽しみでブログを書いている人間は自然に

・読み手に自分の好きなことを知ってもらいたい。

・このツールを使って、カンタンに挑戦してもらいたい。

・読み手に理解してもらえるように、書き方や構成を工夫しよう。

といった感じで、記事の内容が自然に読者に寄り添うため、伝わりやすく、わかりやすく、役に立つモノになる(と思っています)。楽しさのあまり時間を忘れてしまうくらいの時間と労力をかけて作られ、何より、文章や作品にがある。ですよ。

一方で、企業ブログの方はというと・・・言わずもがなである。

記事のタイトルや構成、商品の紹介の切り口を変えて、お客さんのブログを見違えるように作り直したイメージを何個か送ったところ、すぐにお客さんから100記事ほどのブログ書き直し業務の依頼が来た。

やれやれ、これで来月も子供にご飯を食べさせられる。

捨てる神あれば、拾う神あり

Pine Forest
Pine Forest / wackybadger

来月の生活費は確保したものの、戦いに敗れた傷も癒えぬまま、能力を極限まで解放し働いたワタクシは疲れ切っていた。

何かを求めて、当て所なく近所の公園をさまよい歩いた。この木がちょうどよいかな~などと考えていると

どこからともなくワタクシを呼ぶ声が聞こえてきた。

ハル①

ん?

ハル②

んんっ?

ハル③

んんんっーーー!!!

それは、社会の中で傷つき、おびえ、震える、自分の分身だった。

続き⇒<W杯④>天使との豊かな日々

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