待ち受け型サイト受難の時代到来!まとめ→パクリ→リライトの地獄車でやる気を失ったでござるwww


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二次会幹事道もおかげ様でサイト開設7年目に突入しました。

待ち受け型サイトの歴史から、最近のウェブサイト運営を巡るバイラル地獄についてまで、切実に語ろうと思います。興味のある方はどうぞ。

待ち受け型サイトの歴史

二次会幹事道旧トップ

二次会幹事道のような、主に一つのテーマで検索からのアクセス流入をメインとするサイトを待ち受け型サイトと言います。このサイトも9割はグーグルやヤフーで検索してやってきたお客さんです。

このサイトができた2008年頃はまだブログが始まったくらいの時期でしたので、無料ホームページ作成サービスなどでブログではないウェブサイトを作るのが主流でした。

ワタクシも”初めてのホームページ”的な本を買ってきて、趣味程度にHTMLを打ち始めたのであります。

必然的に、ホームページ=自分の好きなことについて書くといったものが多く、世の中のホームページは待ち受け型サイトばかりでした。

昔のウェブ周りのゆるいパクリルール

CrackersCrackers / elhombredenegro

この頃は、まだ”ウェブを作る人=ウェブに詳しい人”といった状態だったので、ウェブに詳しい人同士のゆるい暗黙のルール的なモノが存在しました。

ネットの世界はパクリパクられと言いますが、例えば、

・企業サイトは個人サイトをパクらない。

・同種同業サイト同士ではパクらない。

・どうしても似たような内容になってしまったら相手の管理人にこれOK?と連絡する。

・連絡ができなかったら、「すんません、こちらから拝借しました!」とリンクを貼ってパクリを認める。

・書き直し(リライト)は、やられた方が気づいて怒られない程度にやる。

・バレて怒られたら、自サイトにお詫びを掲載して激しく反省する。

・やり過ぎたやつは、フッターのコピーライト表示のところで永久的に晒し者にする。

などなど。よく見かける光景でした。そんな中でなんとなくみんなが気持ちよくウェブサイトを運営するというのが一番のルールだったように思います。

企業サイトもスパム業者から被リンクを大量に買えば、検索順位が普通に上位になったので個人サイトをパクる必要もなく住み分けはしっかりできていたように思います。

ブログ全盛時代の到来と知恵袋

BLOGBLOG / manoftaste.de

2010年頃からブログがどんどん誕生していきました。インターネットが一部のウェブに詳しい人の世界から誰でも参加できる世界に変わっていった時代でした。

ネタの新鮮さがない待ち受け型サイトにとっては、ライバルの出現です。だんだんと、ブログにアクセスを奪われるようになっていきます。

そして、ウェブに気軽に参加できる人が増えたことにより、暗黙のルールが崩れ始めた感もありました。他のサイトを見ていて、なんか自分の書いた内容と似てるなぁ~と思うことも増え始めました。

次に、Q&Aサイトの誕生。ヤフー知恵袋やOKウェブなどのサイトです。待ち受け型サイトは、質問の答えが載っているサイトであるワケでどんどん回答にコンテンツがコピペされていきます。

まだ、リンクを貼ってもらえる場合は良いのですが、Q&Aサイトの性質上、まぁコピペしてもいいか?というノリになりやすい状態でありました。

そこで、自サイトのコンテンツがどんどん流出することになります。

まとめ(キュレーション)の時代へ

ChestnutsChestnuts / randihausken

2013年頃になるとまとめ(キュレーション)が全盛を迎えます。

NAVERまとめにこのサイトもどんどんまとめられていきました。しかし、まだ、NAVERはアクセスが集まらないとまとめ人の収入にならないので、まとめ方が丁寧で悪い気はしません。アクセスもある程度返ってくる仕組みもできています。

しかし、NAVERの成功を横目で見ていた一般企業サイトが、バイラルメディアと称してまとめ記事制作に乗り出します。

グーグルのアルゴリズム変更により、被リンクを買うだけではアクセスが集められなくなった企業サイトが、キュレーションだといって、同種サイトの記事を堂々とまとめるようになってしまったのです。

この時点で、昔あった同種同業サイトはパクらない、個人サイトはパクらないという暗黙のルールは形骸無実化してしまいます。

まとめの性質上、まとめられても被リンクが得られるのでまとめられた方に被害はないように思われますが、

・「出典:二次会幹事道」と書いたリンクをものすごく小さな字で入れる

・薄いテキスト色でリンクを見えなくする

・リンクにrel=”nofollow”を入れる

といったセコいやり方をする仁義のないサイトが現れます。当然、アクセスも返ってきませんし、被リンクによるSEOの効果もありません。

まとめ記事はパクリやすくなる

Gladiator show (5)Gladiator show (5) / hans s

2ちゃんねるのまとめサイトが雨後のタケノコのように誕生した理由のひとつにパクリやすさがあげられると思います。

誰が書いたのかわからない無料掲示板に書かれた文章をパクることに心理的抵抗は少ないからです。

まとめ記事も、どこからかまとめられた記事だから心理的抵抗が薄くなってパクリやすくなる性質を持っています。

二次会幹事道のコンテンツも知恵袋やまとめサイトにまとめられたことによって、そこからパクられやすくなりました。こうして、コンテンツはパクリの地獄車に乗り始めます。ここで

まとめ→パクリ

という流れが生まれることになります。

パクられたコンテンツはリライトされる

write down my name ...write down my name … / josef.stuefer

パクられた時点ではまだ、リンクが付いていたりしますが、地獄車に乗るといつの間にかリンクは消え、文章が書き直し(リライト)されます。

こうなるともう、ワタクシのコンテンツは生き別れた息子になってしまいます。どこにいったのかわかりません。

たまにネットサーフィンをしていると奇跡的に出会う可能性もなきにしもあらずですが、ほぼ永遠の別れであります。

このリライト作業は、クラウドソーシングでフリーや主婦に格安で大量発注され、もうワタクシの息子は原形を留めることはありません。息子をぐちゃぐちゃにされても何もできません。

ここで まとめ→パクリ→リライトの地獄車の完成です。

こうなることによって、ワタクシがお腹を痛めて生み出した唯一無二のかわいい子供(コンテンツ)は、

これどっかで見たことある。。。

といった状態になってしまい、最初にコンテンツを生み出したサイトのオリジナリティを失わせてしまうことになります。

パクリの一番の問題点

Happy Pi Day - P versus NPHappy Pi Day – P versus NP / Takashi(aes256)

ホームページの管理人にとって一番の問題は、パクリによりやる気を失うことです。

文章だとイメージがしにくいので、イラストで考えてみましょう。

「みんなみて~こんなイラスト描いたよ~ほめて~★」

といった感じで、クリエイターがイラストを書きます。この下手クソとかツッコまれるくらいであれば、ぬう・・・もっと頑張ろう!と思えます。

しかし、自分の知らないところで、そのイラストが一部を変えてワタシが描きました!という雰囲気でパクられていたらどう思うでしょうか?

実際に、こんなことはよくあります。もう、激しい憎悪です。それで金を稼がれてたりしたら最悪です。ワタクシのようにメンタルが弱い人間だと1カ月くらい寝れなくなります。

イラストも文章も自分の作品に対する愛は同じなので同じような感覚になることは想像できると思います。

そして、こんな嫌な思いをするくらいなら、作品を公開するのはやめよう!とごく自然に思います。そして、インターネットの世界からクリエイターがいなくなってしまいます。

パクられてもいいようなモデルを作ればいいなどと、言う人もいるかも知れませんが、それは愛のない作品を生み出している人の意見だと思います。

せめてもの抵抗運動

[320/365] Resistance[320/365] Resistance / pasukaru76

現状でのせめてもの抵抗は、パクりたいとも思われないくだらない作品を作るか、パクるとまずい極端な意見を書いた文章にするか、パクリサイトの批判をひたすら書くくらいしか手はないのかなと思います。

一番前向きな方法は、パクられてもダメージを受けないくらい有名なクリエイターになる方法だと思いますが、ワタクシのようにコッソリと楽しみ程度にホームページを作っている人間にとっては目指す方向性ではありません。

というワケで現状ではパクリサイトについてのコンテンツを書いて、パクろうとしている人に地味な警告を発する啓蒙活動に力を入れようと思う今日この頃であります。

おまえパクってんのバレてるからな!


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