人は怒りを捏造する?アルフレッド・アドラーに学ぶパクリサイトとの戦い方


Correspondent - Marine Corps Museum
Correspondent – Marine Corps Museum / m01229

おかげ様で二次会幹事道はたくさんの方に評価いただき、まとめサイトでまとめられたり、他のサイトで紹介していただいたり、サイトごとパクられたりしております。どうもありがとうございます!

先日、とある大きな会社のスバラシイサイトに、二次会幹事道を評価いただき、記事をキレイにパクられました。ありがとうございます。

今回は、アルフレッド・アドラー大先生に師事して、このパクリサイトとの戦い方を考えてみようと思います。

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

というワケで本日の教科書はこちら。「嫌われる勇気~自己啓発の源流アドラーの教え~」という本です(以下、同書)。

内容は、ある哲人と悩める青年の対話形式になっていて、その対話の中で心理学の3大巨頭の一人と言われるアルフレッド・アドラー先生の教えを学ぶことができます。

では、さっそくパクリサイトとの戦い方について、学んでいきましょう!

人は怒りを捏造する

#32/366 Anger In The Eyes
#32/366 Anger In The Eyes / bobsfever

ワタクシはパクリサイトを発見して、激しい憎悪に震えました。積極的平和主義を採用するワタクシでも、自分の愛する作品を、ペロッとパクられて、怒らないわけにはいきません。

しかし、アドラー先生は喫茶店でコーヒーをこぼしてお客さんにかけてしまったウェイターを、大声を出して怒鳴った場合を例に出して答えます。

大声を出すことによってウェイターを屈服させ、自分の言うことを聞かせたかった。その手段として怒りという感情を捏造したのです。 (引用:同書34項)

つまり、パクられたから怒ったのではなく、ワケのわからないパクリサイトを懲らしめてやろう!とか、そういった目的があって怒りという感情を作り出したのだということになります。

カンタンな例で言えば、トイレのドアを閉めない旦那さんを嫁さんが鬼のように叱りつけたとします。

この場合、嫁さんの目的は、旦那さんにトイレのドアを閉めさせることではなく、家事や育児に非協力的な旦那さんへの不満をわかってもらいたい!との目的があるということでしょう。

アドラー先生は、まず、自分の感情に冷静に向き合う必要性を説きます。

ポイント①自分がどうして怒っているのか考えよう!

復讐の先に何があるか?

Revenge Of Return Of The Jedi
Revenge Of Return Of The Jedi / JD Hancock

「揉め事は社会の活力である」とワタクシの敬愛するやまもと一郎先生はおっしゃっていました。

では、怒りに任せて闘った先に何が待っているのでしょうか?

「おまわりさんコイツらです!」

とか

「グーグル先生、著作権侵害です!」

と、パクリサイトに少なからずダメージを与えることができたとします。

そして、一旦は相手に頭を下げさせてお詫びの一つもされて、自分は満足できるかもしれません。

しかし、頭を下げた相手は素直に反省するでしょうか?その可能性もあるでしょう。しかし、人様のサイトをパクる人がそんな紳士的な考え方を持っているとは期待できません。

誰かのように陰湿なタイプの人間は、虎視眈眈と相手に復讐するチャンスを物陰から待ち続けることでしょう。ええ、ひっそりと。

アドラー先生は、

対人関係が復讐の段階まで入ってしまうと当事者同士による解決はほとんど不可能になります。 (引用:同書104項)

と警鐘を鳴らします。

ポイント②やめよう復讐。相手はあなたを物陰から狙っている!

自分の課題と他者の課題を分ける

0951 layer cake
0951 layer cake / imcountingufoz

では、怒りを用いずに問題を解決することは可能なのでしょうか?

アドラー先生はまず、すべての悩みは対人関係の悩みであることを教えてくれます。確かにワタクシはワキガに悩んでいますが、それはクサイと思ってくれる誰かがいなければ悩みになりません。

そして、

あらゆる対人関係のトラブルは、他者の課題に土足で踏み込むことーあるいは、自分の課題に土足で踏み込まれることー (引用:同書140項)

によって引き起こされると諭します。

自分の課題、他者の課題とは、要するにその行動をとった結果を引き受ける人は誰か?ということです。

パクリサイトが人様のサイトをパクることによって、おまわりさんに逮捕される可能性もあるわけですから、このパクる行為自体は、ワタクシからすれば他者の課題です。

しかし、パクリサイトに復讐心を燃やして、憎悪に震えることは、結果的に自分の精神を消耗させるワケですから、自分の課題です。

ここで、パクリサイトに態度を改めさせてスバラシイ会社になってもらおう!とか考えることは一見、正しいように感じますが、この課題の分離ができていない状態です。これが非常にまずい。いつまで経っても、パクリサイトによって自分の精神を消耗することになります。

まずは、他者の課題を切り捨てる。つまりパクリサイトが何をしようがそのことは、自分と何ら関係がないことだと理解して、そこに関わるなということです。パクリサイトはほっておいてもその内消えるものです。

そして、自分のできることは何かを冷静に考えていきましょう!

ポイント③ほっておいてもパクリサイトはその内消える。

ゴールは共同体感覚

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さて、パクリサイトへの怒りも治まってきたことと思います。しかし、やられっぱなしみたいでなんだか腑に落ちないところもあると思います。

それを解消してくれるのが、共同体感覚になります。

そもそも、ワタクシはなぜ今もこうして、ホームページを作っているのでしょうか?お金のため?個人的な楽しみ?パクられるため?色々な理由がありますが、結局、一番うれしいのは、このサイトを見てくれた人から「二次会大成功したよ!ありがとー!!」と感謝のメールをもらった時です。

これが、アドラー先生の言う共同体感覚です。

自らの主観によって「わたしは他者に貢献できている」と思えること。そこではじめて、われわれは自らの価値を実感することができるのです。 (引用:同書206項)

ワタクシは、30過ぎて実家に戻って、引きこもり中にこのホームページを作り始めました。毎日、年老いたカーチャン以外とは誰とも会わないような日々が1年くらいありました。

そんな中で、たまにもらえる感謝のメール。これがワタクシの命を支えてくれました。

「家に引きこもっているけど、自分は誰かの役に立つことができた!」

こう思えることが共同体感覚です。そして、この感覚は対人関係の悩みを解決してくれます。

人は何かしらの共同体に所属しています。その中で、自分には価値があると思える時、周りは仲間になり社会と調和して幸せに生きることができます。

パクリサイトにも貢献できたワケですから、素直に喜べばいいのです。パクリサイトがしめしめと思っていようともそれは他者の課題です。インターネッツの共同体の仲間に入れてもらえないパクリサイトは孤独に悶えて死ぬことでしょう。

ポイント④パクられた時は、パクった人に貢献できたことを素直に喜びましょう。

嫌われる勇気

Build Challenge (1)
Build Challenge (1) / βroadside

さて、最後に教科書のタイトルにもなっている「嫌われる勇気」についてです。ここら辺は教科書の面白いところですので、実際に手にとって読んでいただければと思います。

結局のところ、パクリサイトさんに対して何もしないという選択もあるのですが、それではなんだかとても面白くない。しかし、何かしらのアクションを起こすと相手方から逆恨みを頂戴する危険もあるワケです。

ワタクシもパクリサイトさんに嫌われたくはないのですが、自分らしく自由でありたいと願う時、嫌われる勇気を持つ必要があると、アドラー先生は説きます。

今まで、人からの非難をワタクシは極端に恐れてきたように思います。それが、なんとも言えない生き辛さになってきたのかなと。

自分が自分らしくあるために、時には人から嫌われる勇気も必要である。それを理解してパクリサイトさんと自分らしく闘おうと思う今日この頃です。

ポイント⑤自分らしくあれ!


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